約 4,309,951 件
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/945.html
【種別】 仮面ライダー以外の戦士 スーパー戦隊シリーズ(未) 侍戦隊シンケンジャー(スーパー戦隊シリーズ第33作) 【名前】 シンケンゴールド 【よみがな】 しんけんごーるど 【変身】 梅盛源太 【9つの世界】 シンケンジャーの世界 【声の出演】 相馬圭祐 【スーツアクター】 岡元次郎(未) 【登場話】 第25話、第26話 【ディケイドの物語】 オリジナルと同じ設定で登場。 人物像などは、梅盛源太を参照。 烏賊折神を巡って仮面ライダーディエンドの召喚した仮面ライダーシザース、仮面ライダーライアと戦い、仮面ライダーシザースを撃破した。 【オリジナルのシンケンジャーの物語】 ディケイドの物語と同じく、侍戦隊シンケンジャーの6人目の戦士。 志葉丈瑠(シンケンレッド)の幼馴染、梅盛源太が変身した姿。 彼は本来、モジカラを持っていなかったが、独学で電子モジカラを開発し、シンケンゴールドとして戦いに加わった。 このため、彼以前のシンケンゴールドは存在しない。 変身アイテムは変身携帯「スシチェンジャー」。「寿司ディスク」をセットし「一貫献上!」のかけ声で変身する。その際、光の字の電子モヂカラが浮かぶ。 彼の個人武器は秋刀魚形の小刀・斬撃勘定刀「サカナマル」。必殺技はサカナマルに寿司ディスクをセットして居合い斬りする「サカナマル・百枚おろし」。 「烏賊ディスク」や「海老ディスク」を持つ。 外道衆のアヤカシが二の目で巨大化した時や大ナナシ連中が出現した時などは「烏賊折神」や「海老折神」を「折神大変化」させ戦う。海老折神は巨大ロボット・侍変型「ダイカイオー」になる。これは・ヒガシ・ミナミ・ニシに内部の巨大ディスクを回転させて変化する。烏賊折神と合体すると「イカダイカイオー」(ダイカイオー・キタ)になる。 【番組データ】 侍戦隊シンケンジャー(スーパー戦隊シリーズ第33作) 【関連するページ】 シンケンジャーの世界 ムースファンガイア 仮面ライダー 仮面ライダーシザース 仮面ライダーライア 侍戦隊シンケンジャー 侍戦隊シンケンジャー(スーパー戦隊シリーズ第33作) 志葉丈瑠 梅盛源太 烏賊折神 登場人物・出演俳優 第24話 第25話
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/264.html
【種別】 怪人 ファンガイア 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 ホースフライファンガイア 【よみがな】 ほーすふらいふぁんがいあ 【身長】 172センチ 【体重】 82キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(第30話登場個体) 【モチーフ】 アブ 【9つの世界】 キバの世界 【新たな世界】 ライダー大戦の世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第1話、第4話(回覧板の写真に登場) 【キバ登場話】 第34話、第35話、第46話~第48話 【ディケイドの物語】 第1話 世界の終焉が始まる際に、他のファンガイアと共に雨降る工場の世界に登場。光夏海を除くこの世界に迷い込んだ人間のライフエナジーを吸収していた。 その後門矢士が変身した仮面ライダーディケイドと夏海が途中経過した空が緑色の世界に登場し、ディケイドのライダーカード「カメンライド ヒビキ」によって仮面ライダー響鬼に変身したディケイドが使用するアタックライド オンゲキボウ・レッカの鬼棒術・烈火弾で、他の魔化魍、イマジン、ファンガイア共々まとめて撃破された。 キバの世界 人間と共存するファンガイアとして登場。光写真館の回覧板の写真にその姿が確認できる。 ライダー大戦の世界 仮面ライダーキバと共にブレイドの世界の住人達と戦っていた。 しかしそれは演技であり、アポロガイストの命を受け他のアンデッドやソーンファンガイア率いるファンガイア達と共にライダーを攻撃する。 最後は仮面ライダーディエンドの必殺技・ディメンションシュートを喰らい他のアンデッドやファンガイア共々倒された。 【オリジナルのキバの物語】 ファンガイア内の種族「インセクトクラス」に属するファンガイアで、「腐敗した魚と詩集の詰まった揺籃」という名の真名を持つ。モチーフはアブだが飛行能力はない。だが、その代わりに胸の部分から光の針状型の光弾を6発発射する能力を持つ。また、ファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属するバウンティハンター「名護啓介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダーイクサ」をねじ伏せるほどの格闘能力を持っている。「仮面ライダーキバ」と「チェックメイトフォー」のビショップ=「スワローテイルファンガイア」との戦いにイクサと共に乱入した。その際、「登太牙」に警戒される。 「楓」という人間体を持ち、元「素晴らしき青空の会」に所属していた「神田」という名のマッドサイエンティストに囚われて、他のファンガイアを捕獲しファンガイアの力を移植する装置の実験台になっていた。 だが、心の中では神田博士を利用してファンガイアの力を移植し、最強のファンガイアになろうという企みを秘めていた。その後本性を現し、芝居とはいえ今まで自分にした仕打ちの恨みを晴らすべくに神田博士のライフエナジーを吸命牙で吸収し、抹殺した。 その後、ファンガイアの上位に君臨する者達「チェックメイトフォー」のクイーン「鈴木深央」を誘拐し、クイーンの力を移植しようとしたが、バイオリン職人「紅渡」とファンガイアのキング「登太牙」によって阻まれる。その後は渡が変身する仮面ライダー「仮面ライダーキバ」と戦闘になり、キバに圧倒されるもののキバの正体が渡とは気付かない太牙が召喚したモンスター「ククルカン」の乱入によって何とかキバから逃走することができた。しかし、キバから街中を逃走中に太牙が変身する仮面ライダー「仮面ライダーサガ」と出くわして、「ファンガイアの裏切り者」として始末させかけられた。そして、最期は街中でサガの必殺技「スネーキングデスブレイク」を受け、砕け散った。 その後、深央を殺害したことで太牙の怒りを買って追放されたことを逆恨みしたビショップが復讐の為、彼が集めたライフエナジーから複数の個体が再び復活し、先代のキング=バットファンガイア・リボーンを復活させる為のライフエナジーを収集する為、街中で同じく再生された複数のファンガイア達と共に人間を襲い始めた。 第46話では同じく再生されたビーストクラスに属するヘラジカを彷彿とさせるムースファンガイアと共に男性警官に化けて、名護と彼と同じく「素晴らしき青空の会」に所属する戦士「麻生恵」を襲撃するが、そこへ現れた渡の眼光に恐れをなして逃走を図ろうとした所を名護の変身する仮面ライダーライジングイクサの武器「イクサカリバー」で腹部を突かれ、砕け散った。 第47話では別の個体が戦闘中のエンペラーキバとサガの間に割って入り、他の再生ファンガイア達と共に二人を抹殺しようとするが、逆にエンペラーキバの武器「魔皇剣ザンバットソード」の斬撃を受けて倒された。 第48話でエンペラーキバに変身した渡と仮面ライダーダークキバに変身した太牙の一騎討ちに乱入し、他の再生ファンガイア達と共に二人に襲い掛かるが、エンペラーキバの必殺技「ファイナルザンバット斬」とダークキバの発生させた巨大なキバの紋章による攻撃を受けて全滅した。 【関連するページ】 アタックライド オンゲキボウ・レッカ キバの世界 サンゲイザーファンガイア ディメンションシュート ファンガイア ムースファンガイア ライダー大戦の世界 大ショッカー 怪人 第1話登場怪人 第30話登場怪人 第4話登場怪人
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/615.html
【種別】 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーアギト(平成第2作) 【名前】 仮面ライダーアギト フレイムフォーム 【よみがな】 かめんらいだーあぎと ふれいむふぉーむ 【変身】 門矢士 【身長】 195センチ 【体重】 95キロ 【パンチ力】 右10トン 左5トン 【キック力】 7トン 【ジャンプ力】 ひと跳び20メートル 【走力】 100メートルを5.5秒 【9つの世界】 電王の世界(ディケイドのフォームライド) 【声の出演】 井上正大 【スーツアクター】 高岩成二 (JAE) 【登場話】 第14話 【変身フォーム】 仮面ライダーアギト仮面ライダーアギト グランドフォーム 仮面ライダーアギト ストームフォーム 仮面ライダーアギト フレイムフォーム 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム 【特徴】 仮面ライダーアギトの剛力形態qq。右腕に炎の力を宿しているため通常形態であるグランドフォームより腕力が強くなっている。だが、このライダーの長所的な部分は腕力ではなく、フレイムフォームにフォームチェンジすることで強化された超越感覚で敵の動きを見切り、炎の力が宿っている大剣「フレイムセイバー」を操った巧みな剣技で闘う戦闘スタイルを持つ。ただし、腕力を強化したのが仇となりグランドフォームよりも俊敏性が失われ、スピード攻撃を生かした敵には苦戦を強いられることが多い。 必殺技は上部のクロスホーンを展開、自分を対象にした標的を受け流してフレイムセイバーで切り裂く「セイバースラッシュ」、更にもう一つのフレイムセイバーを超能力で出現させ、二つのフレイムセイバーで敵を切り裂く「ダブルセイバースラッシュ」の二種類である。なお、この必殺技はアギトのオリジナルビデオ「アギトVSG3VSギルス」のみで使用した。なお、劇中未使用であるが専用マシン「マシントルネイダー・スライダーモード」を炎の力で強化し、炎の力で強化されたマシントルネイダーに乗って標的に突進しつつフレイムセイバーで切り裂く「セイバーブレイク」という必殺技もある。 なお、「アギトの世界」では登場せず、フォームライド アギトフレイムのライダーカードで仮面ライダーディケイドが変身したもののみが登場した。 【関連するページ】 アントロード フォルミカ・ペデス スコーピオンロード レイウルス・アクティア ディケイドトルネード フォームライド フォームライド アギトフレイム 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 仮面ライダーアギト グランドフォーム 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム 仮面ライダーアギト ストームフォーム 仮面ライダーアギト トリニティフォーム 仮面ライダーアギト(平成第2作) 仮面ライダーディケイド
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/1114.html
公式で新予告公開。やけくそで変身!?→ 超・電王&ディケイド公式 前売り券好評発売中。もう買いましたか?管理人はおととい買いにいったんですがモモタロスのコースターは終了してました(泣)ポスターもらいました。ついでにチラシも。 監督 田﨑竜太 脚本 小林靖子 出演 桜田通 井上正大 南明奈 松元環季 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 公式ホームページ ソース 東映TV 劇場版 超・仮面ライダー電王 ディケイド 東映[映画] 関連記事 【2009年04月24日(金)】 完成披露試写会での会見動画 【2009年04月14日(火)】 仮面ライダーディケイドの「第15話 電王の世界」に野上幸太郎が出演します。 【2009年04月11日(土)】 NHK教育でJAEの伊藤教人さんのドキュメントが放送されます。 【2009年03月25日(水)】 前売り券好評発売中 公式で新予告公開。やけくそで変身!? 【2009年03月22日(日)】 超・電王&ディケイドの詳細 【2009年03月18日(水)】 超ヒーローファイル3に掲載された驚愕の画像(笑) 【2009年03月07日(土)】 超・電王&ディケイド 公式サイトオープン 【2009年03月04日(水)】 日刊スポーツのニッカン動画で超・電王のメイキング映像公開 【2009年02月27日(金)】 オーナーこと石丸謙二郎さんの撮影話 爆破体験 【2009年02月24日(火)】 クチヒコ ミミヒコ 小さくなった良太郎 出演情報 【2009年02月22日(日)】 前売り券は3月20日から 出演情報 【2009年02月20日(金)】主題歌は電王オールスターズ (仮)が歌う超 Climax Jump (仮) 【2009年02月11日(月)】ディケイドの電王篇と劇場版の裏?表?一昨日の会見から今日1日であったこと整理。 【2009年02月10日(月)】テレビ朝日 『やじうまプラス』にて会見の模様と本編の撮影風景放送 【2009年02月10日(月)】スタッフ 出演俳優公開 【2009年02月09日(月)】新シリーズの第1弾 劇場版製作発表 ゲストは南明奈 【2009年01月30日(金)】噂の話が具体的になったので「仮面ライダー電王 劇場版第4弾」
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/1097.html
ネタバレです→ 仮面ライダー電王(34) 仮面ライダー電王 超ヒーローファイル 3 (てれびくんデラックス 愛蔵版) 監督 田﨑竜太 脚本 小林靖子 出演 桜田通 井上正大 南明奈 松元環季 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 公式ホームページ ソース 東映TV 劇場版 超・仮面ライダー電王 ディケイド 東映[映画] 関連記事 【2009年04月24日(金)】 完成披露試写会での会見動画 【2009年04月14日(火)】 仮面ライダーディケイドの「第15話 電王の世界」に野上幸太郎が出演します。 【2009年04月11日(土)】 NHK教育でJAEの伊藤教人さんのドキュメントが放送されます。 【2009年03月25日(水)】 前売り券好評発売中 公式で新予告公開。やけくそで変身!? 【2009年03月22日(日)】 超・電王&ディケイドの詳細 【2009年03月18日(水)】 超ヒーローファイル3に掲載された驚愕の画像(笑) 【2009年03月07日(土)】 超・電王&ディケイド 公式サイトオープン 【2009年03月04日(水)】 日刊スポーツのニッカン動画で超・電王のメイキング映像公開 【2009年02月27日(金)】 オーナーこと石丸謙二郎さんの撮影話 爆破体験 【2009年02月24日(火)】 クチヒコ ミミヒコ 小さくなった良太郎 出演情報 【2009年02月22日(日)】 前売り券は3月20日から 出演情報 【2009年02月20日(金)】主題歌は電王オールスターズ (仮)が歌う超 Climax Jump (仮) 【2009年02月11日(月)】ディケイドの電王篇と劇場版の裏?表?一昨日の会見から今日1日であったこと整理。 【2009年02月10日(月)】テレビ朝日 『やじうまプラス』にて会見の模様と本編の撮影風景放送 【2009年02月10日(月)】スタッフ 出演俳優公開 【2009年02月09日(月)】新シリーズの第1弾 劇場版製作発表 ゲストは南明奈 【2009年01月30日(金)】噂の話が具体的になったので「仮面ライダー電王 劇場版第4弾」
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/74.html
「……アルバイター、か? このおざなりな服の感じは」 無地のシャツと紺のズボン、その上に青を基調としたエプロンで長身の身体を包んだ青年はポツリと呟く。 やれやれ、と呟きながら天気の良い空を眺めて、目の前に広がる緑の多い公園を眺める。 目の前に広がる光景を数秒ほど眺めた後に、なにかを思い出したように首からぶら下げた二眼レフのトイカメラを持ち上げる。 そして、上からのぞき込みながら被写体にピントを合わせ、両手でカメラを固定しシャッターキーに指をかけて。 ――――スカッ。 シャッターを空回りさせる。 逆光の問題もなく、手ブレもない。 なのに、青年のカメラはシャッターを切れない。 「……この世界も俺を受け付けない、ってことか。まあいい」 だが、青年の顔に驚きらしいものは一切浮かんでいなかった。 今までの経験からそういうこともあることを知っているのだ。 そんな青年の耳に馴染みのある声が聞こえてきた。 「士くん!」 「……夏みかんか、どうした」 長い髪の、まだ幼さの残る顔立ちをした少女が士と呼びながら青年へと近づいてくる。 その顔にははっきりとした動揺と戸惑い、そして怒りのような感情を浮かんでいる。 だが、それもいつものことだと言わんばかりに青年・門矢士は顔色一つ変えない。 「この世界、ライダーの居ない世界みたいなんです」 「ライダーの居ない世界……なるほど、シンケンジャーの世界と同じか」 「驚かないんですか?」 「別に、二度目だからな。目新しさも感じない。この世界でもゆっくりと、俺の役割を探すだけだ」 そう言いながら士は夏みかんと呼んだ少女・光夏海から視線を外す。 が、夏海が手に持った雑誌に興味を惹かれたのか、士は半ば奪い取るように強引に手から盗みとる。 「っと、そう言えば夏みかん。お前さっきからなに持ってるんだ?」 士のあまりといえばあまりな行動に夏美は眉をしかめるが、いつものことだと言わんばかりに溜息をつくだけで咎めはしない。 慣れたくはないが慣れてしまったのだ、溜息をつくしか方法はない。 そんな夏海の思考を無視するように士は雑誌の記事を読んでいき、徐々に顔に疑問符を浮かべていく。 「……なんだこりゃ?」 雑誌に目を通した士がまずつぶやいた言葉は、疑問に満ちた言葉だった。 その雑誌のメイン記事には全員で四人の少女が大きく写っていた。 フリフリのスカートと露出が多い服を着た三人の少女、その三人に比べると露出の少ないが派手な真っ赤な服を着た少女だ。 写真の下には、その少女たちはプリキュアと名乗っており得体の知れない怪物と人々を守るために戦っている、という記事が載っている。 「プリキュアねぇ……お、夏みかん。こいつら全員果物の名前がついてるぞ。 キュアピーチにキュアベリーにキュアパイン、それでキュアパッションだ。 はは、良かったな。お前もプリキュアとか言うのの仲間になれるぞ、キュアみかんってところか? 特に被りもないな。よし、これからお前はキュアみかんだ」 「士くん! ……もういいです、次にこれを見てください」 パラパラと雑誌をめくる士へと夏海は怒ったような呆れたような表情をして、次は新聞を投げつける。 新聞と言っても本格的な新聞ではなく、全部で三頁ほどしかない小さな新聞だ。 士は雑誌をパタンと閉じて、夏海の持つ新聞を素早く手に取る。 そして、目を通して、やはり先ほどと同じように顔に疑問符を浮かべる。 「……プリキュア5? さっきのヤツらとは違うな」 「はい。さっきの四人組のプリキュアとは違う、また別のプリキュアのようです」 「ドリーム、ルージュ、レモネード、ミント、アクアにミルキィローズ……こりゃまた多いな」 「ちなみに、ここの先の屋台に置いてあったものですから知名度は高いみたいですよ」 夏海の説明を聞きながら、士は顎を触りながら何かを考え込むように黙り込む。 そして黙ったままに、脇に挟み込んでいた雑誌を取り出してプリキュアの記事の乗ったページを開く。 黙りこくったままの士が不気味に思えたのか、夏海は伺うように顔をのぞき込む。 「士くん……?」 「よし、夏みかん! キュアみかんの口上をやっと思いついたぞ! 『柑橘色ハートは小皺の証! 卸売りフレッシュ! キュアみかん!』ってのはどうだ?」 「光家秘伝・笑いのツボ!」 ぐさり、と夏海は突き出した両の親指を士の首の付け根に差し込む。 一寸の狂いもなく、戸惑いもなく、武道の達人のような速さで突き刺したその指は。 「バカ、おま……ハハ! ハハハッハ! ハハッ!」 士に唐突すぎる笑いを緑に包まれた公園のそこら中に木魂させた。 士は腹を抱えながら、笑い続ける。 酸欠で死んでしまうのではないかと思うほどに笑い続ける。 そんな士の様子を見てやっと腹の虫が治まったのか、夏海は腰に手を当てて見下すような視線を向ける。 「ま、まあなるほど……だいたい分かったぞ」 士は腹を抑えたまま新聞を閉じて、雑誌と共に夏海へ荒っぽく投げつけるように放り投げる。 それを夏海はやはり顔をしかめながら、それでも士の次の言葉を待つ。 何だかかんだで士は物事を一言でまとめるのは下手ではないのだから。 「つまりここはプリキュアの世界ってことだな。それもプリキュアは結構な数居るってことだろう? そして恐らく、俺はそのプリキュアに会う必要があるってことだろうな」 「多分そういうことですね」 だろう、と笑いのツボによって強制的に出された笑いでない、いつもの傲慢な笑みを浮かべて夏海へ向ける。 夏海は何度笑いのツボで懲らしめても変わらない士の態度にため息をつき、そこでようやく気がついたように士の服を指差す。 「それにしても、そのエプロンって?」 「ああ、今回の役割だろうな」 「タコカフェですか、そう言えばこの雑誌と新聞を貰ってきたのもこのお店ですよ」 「何のアルバイトかと思ったが……屋台か、やれやれ金になりそうにはないな」 「駄目ですよ、士くん。せっかくですからうちの現像代とコーヒー代、カメラの修理代を稼いできてください」 夏海がそういうと、士は顔をそっぽ向かせる。 はあ、と何度目かになるため息をついて、これは説教をしなければいけないと本腰を入れようとした瞬間。 「あー、居た居たー!」 一人の女性の声が響いた。 その女性は士にとっては見知ったものではなく、夏海にとっては先程見たばかりの人間。 タコカフェと書かれたエプロンを身につけたその女性、つまりタコカフェの店員は笑顔のままで士へと近づいていく。 「今日から連休の三日間入ってくれるアルバイトくんでしょー、早速だけど来てもらえるかなー」 そう言って士の手を引いて屋台のある公園の広場まで引っ張っていく。 士は少し抵抗しそうになったが、ここで夏海の小言を聞くよりはマシだと考えたのか素直に着いていくことにした。 「そういうことだ、夏みかん。俺の役割が決まっている以上そのうちプリキュアは出る。 だから、お前はゆっくりユウスケと観光でもしていろ」 半ば夏海から逃げるように女性へと着いて行く士。 この様子では給料をツケの支払いに使うつもりはないな、と夏海は確信する。 そして、やはりため息をついて空を眺める。 「プリキュアの世界、ですか。 まさか、ここが士くんの本当の世界じゃないでしょうし……ここでの士くんの役割って一体……?」 門矢士、彼は自分の意味を知るための世界を巡る旅をしている青年。 仮面ライダーディケイドとして、世界を救う一方で破壊者ディケイドと呼ばれ続けるヒーロー。 その瞳はこの世界で何を映し何を思うのか。 仮面ライダーディケイド×プリキュアオールスターズDX みんなともだち☆奇跡の全員大集合! 【世界の破壊者!? 仮面ライダーディケイドがやってきた!】 「おー、筋いいねえお兄ちゃん。ひょっとして始めてじゃないとかー?」 「俺に苦手なことはない、例えそれが始めてでもな。もちろんたこ焼き作りも……」 そこで言葉を区切り、士は素早くタコ焼きをひっくり返していく。 もちろん鉄板の穴から零れるような無様な真似も、生焼けでひっくり返すような失敗も犯しはしない。 「その例外じゃない」 士の勝ち誇ったような顔に、おおー、と無地のシャツとエプロン、頭にバンダナを巻いた店主・藤田アカネは素直に歓声を上げる。 アカネもこの仕事をやって長い年がたつが、これほど器用なアルバイトは初めてだった。 とは言え、アカネもこの道云年になる。 それなりに名の知れたたこ焼き屋台、士を煽てながら次々とたこ焼きを焼いていく。 「んじゃ、そのたこ焼き二番テーブルにお客さんに持っててー」 アカネのその声に士は先程自分で焼いたたこ焼きを手に取り、ジューサーから絞ったジュースと共に持っていく。 空は真っ青なほどに晴れ上がっており、こんな空の下で食べるたこ焼きは美味しいだろう。 その考えの後に、特に俺のならな、と自信満々に付け加えるところが士らしい。 「お待たせしました、たこ焼き二つとオレンジジュース……ってなんだ、ユウスケか」 「よっ、士!」 そこにはテーブルに雑誌と新聞を広げている、一人の中肉中背の青年がいた。 好青年という形容が似合う気持ちの良い笑いを浮かべながら、士に手招きする。 青年の名は小野寺ユウスケ、夏海と同じく士の旅の仲間だ。 「ここにはプリキュアって女の子のヒーローが居るらしいな」 「知っている。かなりの人数が居ることも、そいつらがまだ若いってこともな」 「あ、士も知ってたのか。いやあ、凄いよなぁ」 ユウスケと知っては雑誌や新聞に載っていることは大した驚きではない。 何故ならユウスケも士と同じ、仮面ライダーだからだ。 士の記憶の中では最初にライダーとして関わった世界の住人だ。 彼は仮面ライダークウガとして、グロンギと呼ばれる怪物と戦いその戦果を新聞や雑誌で取り上げられたこともある。 秘密裏の戦士ではない彼にとって、正体の知られていない謎のヒーローとはそう縁の遠い人物ではないのだ。 「シンケンジャーの世界と一緒で、ここにもライダーは居ないみたいだな」 「ああ。シンケンジャーの世界、プリキュアの世界と続いたということはもうライダーの世界には行かないのかもな」 士は乱暴にたこ焼きとジュースをテーブルにおく。 ユウスケは少し士を柔らかくにらみつけるが、やはり夏海と同じように諦めたように 「あー、ちょっとなに乱暴に扱ってんのよ!」 だが、ユウスケが許してもアカネは許さなかった。 客商売である以上は仕方ないことだろう。 士は不承不承と言った様子でユウスケに頭を下げる、知人とは言え今はアルバイトであるため仕方ないと思ったのだろう。 ユウスケは士の顔が全く反省していないことに苦笑しながらもたこ焼きに手を付ける。 「お、美味い!」 「当然だ、俺が作ったんだからな」 「あはは、ありがとねお客さん」 侘びにきたのか、士に注意しに来たのか。 アカネはエプロンで手を拭いながらユウスケのテーブルまで近づいてくる。 と、そこでユウスケがテーブルに広げていた雑誌を見て嬉しそうに声をあげる。 「プリキュアかー。ここによく来る後輩が好きで、どこからか集めてきたのかここに置いているのよ」 「後輩さんですか、まあカッコいいですしね」 「はは、だよねー。ちょっと現実味が湧かないというか、遠い世界の出来事みたいだけど。 あ、アルバイト君は早く仕事に戻ってね」 アカネはそう言って屋台の中へと戻っていく。 士はそのアカネの後に続こうとするが、ふと新しい客が訪れたのを見つけて接客を優先することにする。 その少女たちは四人組だ。 少し早かったかな、せつなの紹介だから早すぎたねー、などと言っている声が聞こえる。 どうやら待ち合わせをしているようだ。 それにしても四人組の女の子となると、先程見た雑誌のプリキュアを思い出させる。 「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか」 「あ、はい。えーっと……とりあえずたこ焼き四ツください!」 真ん中の髪を上部で二つに絞った女の子が元気よく答える。 そして長い黒髪のファッションセンターしまむらの服で揃えた少女に、ここのたこ焼きはすっごく美味しいんだよー、と言っている言葉が聞こえた。 その言葉に士は、今日は俺も作るからもっと美味いがな、と付け加えた。 ◆ ◆ ◆ 栗色の毛をした、大型のリスを思わせる一匹の動物が机に向かって作業をしていた。 机の上には可愛らしい装飾がついた小さなペンライトがひとつだけ置かれてある。 動物の正体はパルミエ王国の王子の一人であるナッツ。 ペンライトの本当の名はミラクルライト、伝説の戦士と呼ばれるプリキュアに力を与える奇跡の光である。 このミラクルライトはナッツが作ったものだ。 ナッツは何かを作るという行為に非常に長けていた、芸術肌という奴なのだろう。 今日は人間の世界で日銭を稼ぐために営んでいる『アクセサリーショップ・ナッツハウス』の休業日のため、ミラクルライトの改良を行うつもりなのだ。 と言っても、一朝一夕で出来るものではない。 今日は午前の時間を使って、ミラクルライトの内部の構造のおさらいをするためだけのつもりだった。 「ふぅ……とりあえず今日はここまでにしておくナツ」 可愛らしい声を上げながら、小さな手で自分の肩を揉む。 午前の時間を使って、と述べたのは午後からは予定があるからだ。 そう、このナッツ作ミラクルライトの初お披露目となった、あの事件で知り合った新しい『仲間』との久しぶりの再開だ。 お互いの住む街がかなり離れていることもあり、全員が集まるのはあの事件以来だ。 何でもキュアブルームたちには、あの事件の際には会えなかった仲間も居るという。 それにキュアピーチたちには新たな仲間であるキュアパッションが加わったと言うではないか。 そうだ、確か姿だけならば雑誌に載っていたはずだ。 ピーチたちの世間的な露出は他のプリキュアと比べて、明らかに多い。 その雑誌を観てみようと思ってナッツはミラクルライト片手に自室から広間へと移動する。 「あれ、雑誌がないナツ……?」 机の近くに置いていた雑誌が見つからないことにナッツは首を傾げる。 本ならば何でも読む上に開発もするにしては、この広間はキチンと整理整頓が出来ている。 お世話役のミクルが毎日掃除をしているからかもしれないが。 とにかく、広間はいつものように片付いているにも関わらず雑誌が簡単に見つからないのはおかしい。 ナッツが首をひねると、部屋の片隅から声が響いた。 「お探しのものはこれかな、パルミエ王国のナッツ様」 「ナツ!?」 その唐突に響いた声にナッツが驚いて振り向くと、そこには長身痩躯の青年が壁にもたれかかって雑誌を読んでいた。 こんな青年をナッツは部屋に招待した覚えがない、そもそもこの青年のことをナッツは一切知らない。 そんなナッツの動揺を知ったことかと言わんばかりに、青年は雑誌を投げ捨てて大股で近づいてくる。 「それがミラクルライトか……スーパープリキュアやシャイニングドリーム、キュアエンジェルへのパワーアップに必要なものだね。 うん、光栄に思いたまえ。君の作ったそのミラクルライト、この海東大樹がお宝と認識してあげるよ」 「ミ、ミラクルライトが目的ナツか!?」 ナッツはそう言いながらミラクルライトを抱え込む。 海東大樹と名乗った青年はナッツを首根っこを掴み、その抱えるミラクルライトを奪い取ろうとする。 小動物と人間、ナッツも頑張っているもののその結果は直ぐに出るだろう。 海東がミラクルライトを奪い、ナッツはミラクルライトを奪われる。 ナッツは知らないが、海東は世界を巡ってお宝を盗んで行く、いわばワールドワイドな泥棒。 たかだか一国の王子とはキャリアが違うのだ。 だが、ここに一つのイレギュラーが混じった。 いや、正確に言えばイレギュラーとは海東のことなのかもしれない。 いずれにせよ、海東とナッツとミラクルライト、そして今から介入する物のどれかが欠けていればこれから起こる戦闘はありえなかった。 ここで、プリキュアの世界の崩壊が始まったのだ。 『見つけたぞ……強大な力を……』 低いがよく通る声がナッツハウスに響く。 ナッツは聞き覚えのある声に恐怖を覚え、海東は何処からか響いてきたことに対する驚きにお互いが身構える。 そして、ナッツの抱えたミラクルライトから、大量の粘ついた液体が飛び出る。 水銀色の液体はナッツハウスの中心に水たまりを作っていく。 やがて、その水たまりは一つの大柄な人間を形を変えていった。 とは言え、色合いは銀一色。僅かに影とくぼみで目や鼻や口の位置が分かる程度だ。 だが、その姿にナッツは見覚えがあった。 「ナツ!? こ、こいつはあの時の!」 「やれやれ、この世界はプリキュアの世界だというのに……どうして僕が戦わなければいけないのかな」 『一つに……全てを私と一つに……!』 海東は首を揉みながら、腰からぶら下げた玩具のような装飾のついた大きな銃を取り出す。 そして、同じく腰にぶら下げたホルスターから一枚のカードを取り出し、カードを銃に差し込む。 ナッツが不思議そうに眺めているのに気づいているのかいないのか、海東は上空に銃口を向ける。 ―――― KAMEN RIDE ―――― 「変身!」 その言葉と共に海東はトリガーに指をかける。 激しい撃鉄音と共に、奇妙な形状の銃から青い光線が飛び出る。 海東に装甲のツイた暗いスーツに包まれ、上空にシアン色の何本もの棒、左右それぞれに顔を思わせる紋章が生まれ。 ――――― DIEND ―――――― 機械音と共にシアン色の棒が海東の仮面に加わり、顔を思わせる紋章がピッチりとしたスーツを仮面と同色へと変えていく。 そのスーツの上に装甲を加えることで、『海東大樹』と言う一人の男は『仮面ライダーディエンド』へと姿を変えた。 「ナ、ナツ!?」 「とりあえず、邪魔なアレを消してからそのお宝を貰うよ」 ナッツが後生大事に抱えるミラクルライトを指でさしてから、ディエンドは走り出しながら腰のホルダーから『BLAST』のカードを取り出す。 そのBLASTのカードを奇妙な形の銃・ディエンドライバーに差し込み、トリガーを引く。 ――― ATACK RIDE BLAST ――― 機械音が響くと同時に、銃口から幾つもの光線状の銃弾が発射される。 上下左右前後斜め、あらゆる角度から時間差も用いて銀色の怪人に襲いかかる。 動きの鈍い怪人はその一切を避けることは出来ずに、デイエンドの攻撃をまともに食らう。 だが、怪人は足元に溶けるように水たまりを作ったかと思うと、直ぐに元の形状へと姿を戻す。 ディエンドは僅かに眉をしかめ、次はパンチとキックで応戦する。 怪人は最初の一撃、二撃を止めることには成功したが、三、四、五、と怯まずに手数で押してくるディエンドのスピードにやがて着いてこれなくなる。 その様子に怪人は完全でないことディエンドは悟る。 万全でない姿で挑んできたことに怒りを覚えながら、ディエンドライバーの銃口を腹部に押し付けてトリガーを引く。 ゼロ距離射撃だ、おまけに銃はディエンドライバー。 腹部に巨大な風穴を作って、やはり怪人は水たまりへと姿を変えた後に時間をかけて元の形へと戻っていく。 ただ、先程の再生よりも時間がかかっている。 「液体状の怪人か……効いてないってわけじゃないみたいだけど、面倒なのには変わりはないね」 『……私の知らぬ強大な力……貴様、何者……?』 「何だって構わないだろう? それに、今から死ぬ君にはどうでもいいことだ」 そう呟きながら、再びホルスターから一枚のカードを取り出す。 そのカードには一人の鬼を思わせる異形の人間が写されている。 異形の名は仮面ライダー斬鬼、音を操り敵を攻撃する音撃を繰り出す仮面ライダーだ。 「こういう奴には、変則的な攻撃に限る」 ―――― KAMEN RIDE ZANKI ―――― ディエンドはギターを思わせる音撃武器・音撃弦『烈雷』を持った仮面ライダー斬鬼を召喚する。 堂々とした立ち振る舞いと目の前の異形にも一切動じないその姿は歴戦の勇士という言葉がしっくりと来る。 鬼のような仮面にも雄々しさを感じさせ、まさに戦士の名に相応しい。 「音撃道との相性は悪いんじゃないかな?」 ディエンドのその言葉に答えるように斬鬼は走り出す。 烈雷をまるで剣のように振り回して、怪人へと襲いかかる。 怪人はやはり緩慢な動きで斬鬼を迎え撃つ。 斬鬼が振るう烈雷の攻撃はディエンドよりも与し易いと読んだのか、怪人は防御を考えずに拳を握り締める。 その予想通りに斬鬼の烈雷では液体を切れずに、腕から腹部まで突き抜けた上に液体を硬質化させた怪人に囚われてしまう。 勝機と怪人は拳を思いっきり振りかぶり。 「決まりだね」 だが、ディエンドはその様子に笑みを浮かべる。 斬鬼が倒されるのを喜ぶわけがない、つまりこの状態をディエンドにとって喜ばしい状態なのだ。 怪人の脳裏に疑問符が過ぎった瞬間に。 『……なんだと!?』 始めて怪人が驚愕に満ちた声をあげる。 だが、その驚きの声も斬鬼の演奏する音楽にかき消される。 そう、斬鬼は怪人に埋め込まれた烈雷で激しい演奏を行っているだ。 まるでナッツハウスをライブ会場かと見間違うような激しさで演奏をし続ける。 普通ならば斬鬼の正気を疑うところであるが、これが音撃道の真髄。 清めの音で邪悪なものへと戦うことなのだ。 現に怪人は内から響く形容し難い痛みと戦っている。 ディエンドの変則的な攻撃とは振動と清めの音の波状攻撃、そしてそれは見事に効果を上げた。 「さあ、これでトドメだ」 ディエンドはその様子を眺めながら、腰のホルスターから一枚のカードを取り出す。 ディエンドの仮面が金色で描かれたカードだ。 それをディエンドライバーへと差し込み、手馴れた動作でポップアップする。 ―――― FINAL ATTACK RIDE ―――― 機械音が響き、無数のカードによって幾つもの円が宙に浮かび上がる。 それはディエンドドライバーの銃口の先に伸びており、そのゴールには斬鬼の攻撃に身悶える怪人の姿だけ。 ディエンドは仮面の奥で、ニィ、っと笑みを浮かべ。 ――――― DI DI DI DIEND ――――― トリガーを引いた。 その瞬間に烈雷で攻撃を行っていた斬鬼が吸い込まれるようにカードに戻り、円を形作るパーツの一つとなる。 そして、カードの円をくぐる様に、ディエンドライバーから飛び出た光線が飛び出て行く。 それは怪人を貫き、ナッツハウスの片隅を吹き飛ばしてもなお止まることはない。 傍目からみているナッツにも分かるほどの火力だ。 『ぐおおおおおおお!!』 怪人は断末魔の叫びを上げて、その身体を破裂させる。 崩れ落ちるのではなくはじけ飛んだその様子を観て、ディエンドは勝利を確信する。 もとよりファイナルアタックライドを使ったのだ、勝利して当然のつもりであったが。 「手応えのない奴だ……まあ、いいさ。ソッチの方が楽ってものだしね」 「お、おかしいナツ……」 「……何がおかしいんだい、珍獣くん」 『珍獣』というディエンドの言葉にナッツは跳びかかりそうになるが、不承不承と言った様子で続ける。 ディエンドはナッツの抱えるミラクルライトを狙っているが、とても離しそうにないため隙を作ることにしたのだ。 「この前のあいつは、たしかに最初弱かったナツ……だけど幾らなんでも呆気無さすぎるナツ」 「それはこの僕が強いから、じゃないのかな?」 ディエンドの軽口にナッツは眉を顰める。 別にディエンドが強いことに文句があるのではない。 だが、その言い方に自分たちの仲間であるプリキュアが弱いと言われているような気がしたのだ。 そんな時だった。 『仮面ライダー……強大な力……』 低い声が響くと同時に、ディエンドの足元に巨大な水銀色の水たまりが作られる。 濁った銀色、先程の怪人の身体を作っていた液体と同じ色。 ディエンドの背中に始めて嫌な汗が流れる。 「これは……!?」 「ナツ!?」 ナッツは怯えるネズミのように素早く机の上に登る。 ディエンドも水たまりから離れようとするが、脚が完全に埋め込まれてしまって身動きが取れない。 動けないことを悟った後のディエンドの行動は素早い、ディエンドライバーでの射撃に移る。 トリガーを一度、二度、三度、四度、五度と留まることなく打ち続けるが、対して効果はない。 ならば、とカメンライドで仮面ライダーを召喚して水たまりから抜け出すのは手伝わせようと考える。 が、既に腰元まで埋まっておりホルダーからカードを取り出すことが出来ない。 『その力……渡してもらうぞ!』 「そんな、この僕が……あ!」 腰元で飲み込んだ瞬間、怪人はスピードを急激に上げてディエンドの頭まで覆いかぶさる。 スピードの変化に虚を突かれたディエンドは対応が出来ず。 『フ、フ、フハハハハ! 素晴らしい力だ……!』 怪人の力の一部となり、怪人と一つになった。 怪人はなにかを確かめるように、拳を閉じ開きをする。 そして、ゆったりとした動作でナッツの方へと顔を向けて行く。 「ナツ!?」 『貴様も……私と一つに……!』 「い、嫌ナツ!」 ナッツはミラクルライトを小脇抱えて部屋から飛びでようと走り出す。 だが、ディエンドと戦っていた時よりも素早い動きでナッツの逃げ道を防ぐ。 恐怖に顔に張り付かせたナッツは一歩二歩と後ずさっていく。 怪人は慌てることなく、鼠を狩る猫のようにゆったりと追い詰めて行く。 「ナッツー!」 「シロップナツか!?」 部屋の中だというのに突風が吹き、ディエンドが壊した部屋の片隅に一匹の強大な鳥が姿を表す。 その鳥の名はシロップ。ナッツと同じく、この世界の生き物ではない動物だ。 ナッツはミラクルライトを抱えてシロップの背へと乗る。 それを追いかけようとするが、シロップの速度に怪人はついていけない。 なんとかナッツは怪人の魔の手から逃げることに 「あいつはこの前の奴ロプ! 何が起こったんだロプ!?」 「ナッツにもまだ分からないナツ……でも、とにかく今はプリキュアに知らせるのが優先ナツ!」 「分かったロプ! タコカフェに行けば良いロプね!」 ◆ ◆ ◆ 『逃がしたか……』 銀色の怪人――――フュージョンはポツリと呟く。 突然手に入れた強大すぎる力、仮面ライダーディエンドの力を制御しきれなかったのだ。 手元の狂いが生まれ、結果的にナッツとシロップを逃してしまったのだ。 だが、問題はない。シロップたちの居所は分かる。 むしろ、ある程度待ってプリキュアたちの居場所を探る方が優先だろう。 それに、あの程度の力を逃がしたことなど些事に過ぎない。 今はこの強大な力を手に入れた喜びに浸るべきだ。 ディエンドの最初のアタックライドでフュージョンは今の自分との力の差を思い知った。 万全な状態ならば、何の問題もない。 苦戦こそすれど真正面から叩き潰せていたはずだ。 だが、今の力の宿っていない状態では万が一にも勝てない。 そこでフュージョンは作戦を立てたのだ。 まず二割ほどの力を分離させ、ディエンドの足元へと待機させておく。 その後にディエンドが弱った、または油断した瞬間に取り込む。 今の少ない力とは言え、捕獲した後ならば吸収も可能のはずだと考えた。 その作戦は見事に成功し、こうして強大な力を再びフュージョンは手にいれたのだ。 『仮面ライダーディエンド……素晴らしい力だ……これさえあれば……プリキュアにも……』 先のプリキュアとの戦いで傷ついた身体を治すことで精一杯だった今までの日々。 プリキュアの必殺技全てを合わせた合体技に破壊されたフュージョンだったが、最後の瞬間にナッツの持つミラクルライトに身体の一部を移したのだ。 その間にミラクルライトの力を吸い上げ、じっくりと身体を治すことだけに集中してきた。 そんな日々も今日までだ。 突然手に入れた、プリキュアと比肩するほどの強大な力を持つ仮面ライダーの力。 これならば全てを一つとなることを拒むものを倒すことが出来る。 『全てを……全てを一つに……そのために力が、さらなる力が必要……』 フュージョンは仮面ライダーディエンドの記憶から強大な力を検索する。 するとフュージョンが想像していた以上の膨大な知識が浮かび上がる。 そして、そのどれもがフュージョンにとって未知の力だった。 『クウガ、アギト、龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ……強き力……!』 確かめるように一つ一つつぶやいていく。 口に出したもの以外にも強大な力はまだまだある。 そして何よりもフュージョンの心を揺さぶった名称があった。 『その全てに繋がる鍵……破壊者ディケイド……!』 仮面ライダーディケイド、仮面ライダーの中でも破壊者と恐れられているライダーの名称。 そのディケイドのこの世界へと訪れている。 ならば、フュージョンのやることは一つしか残されていない。 『さらなる大きな力を……全てを、仮面ライダーの力を……一つに!』 フュージョンはそう呟く。 ディケイドと一つとなれば、世界を渡る力を手にいれることが出来る。 それにこの世界の強者、プリキュアも吸収していけば例え数多の世界に存在する仮面ライダーが相手であろうと敵ではない。 全ての世界へと訪れ、全ての世界と一つになる。 それだけがフュージョンの使命であり、唯一持ち合わせた欲望である。 『全てを破壊し……全てを一つに……!』 フュージョンは一度水たまりへと姿を変え、仮面ライダーディエンドの姿を形作る。 全身が銀色の、塗り絵のような姿。 だが、それは確かに。 新たに生まれた、人に恐怖を与える『仮面ライダー』だった。 Next―――――――――――――――――――――――――――
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/92.html
【種別】 怪人 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 【名前】 グロンギ 【よみがな】 ぐろんぎ 【9つの世界】 クウガの世界 アギトの世界 【新たな世界】 アマゾンの世界 ディケイドの世界 【登場話】 第1話、第2話、第3話、第12話、第28話 オールライダー対大ショッカー 完結編 仮面ライダークウガの物語に登場する怪人の総称。人間社会でその存在自体が不明で確認されない怪物。普段は人間の姿で人間社会に潜伏しているが、ゲゲルの際に怪人体に変身し、人間を襲う事件をおこす。警察組織にて「未確認生命体」と呼称される。また、警察組織で怪人体は数字で~号、人間体はB群~号と呼称される。クウガに倒されたクモ種の未確認生命体第1号「ズ・グムン・バ」の死体から分析した結果、血液の組織は人間の物とほぼ酷似している。ほぼ全てが人間体で登場しているが、確認されていないため、B群と呼ばれる怪人は少ない。 グロンギにはそれぞれ階級が分かれており、下級の「ズ」集団、中級の「メ」集団、上級の「ゴ」集団に大きく分別される。ゲゲル(殺人ゲーム)を行い、ル-ル通りにリント(人間)を殺害できるかを競う。クウガは彼らにとってゲゲルを邪魔する存在か少し強い標的に過ぎない。先の階級以外にゲゲルを管理し、ゲゲルには参加しない「ラ」やベルトなどの道具を管理する「ヌ」がおり、少数存在する。イベント等では戦闘員に当たる最下級「ベ」のミジンコ種「ベ・ミジン・バ」が登場した。ゲゲルにはさらに上級のゲリザキバス・ゲゲル、ザキバス・ゲゲルがある。また、ゲゲルをクリアした者は階級がカメレオン種の未確認生命体第31号/B群4号「ズ・ガルメ・レ」が「メ・ガルメ・レ」になったように昇格することができる。最終的にはグロンギの頂点に立つ「ン・ダクバ・ゼバ」に挑む権利を得ることができる。また、コウモリ種の未確認生命体第3号/B群2号「ズ・ゴオマ・グ」のようにゲゲル開始前に殺人を行った者は不適格者として蔑まれるようになる。 信濃大学と夏目幸吉教授が率いる城南大学考古学研究室の合同調査隊が日本アルプスにある九郎ヶ丘遺跡のアークルのある超古代のリントの戦士の棺を開けたことで封印されていたクワガタ種の未確認生命体第0号/B群13号「ン・ダクバ・ゼバ」(不完全体)が復活し、調査隊を全滅させて地中に封印された約200体もの多数のグロンギ達を復活させた。 グロンギの頂点に立つクワガタ種の未確認生命体第0号/B群13号「ン・ダクバ・ゼバ」は、最終的に「究極の闇」をもたらすといわれている。「究極の闇」の全貌は不明。一説によれば、人間の大量殺戮である。当初ダクバはベルトが破損した状態であり、ダクバのベルトの破片を手に入れた「ズ・ゴオマ・グ」は強化体、究極体へと変貌を遂げた。がその後、ダクバに殺害された。また、ダクバは自分で復活させた多数のグロンギを殺害したため、人間体の彼らの死体が警察組織に回収された。 グロンギは超古代の独自の言語と思われるグロンギ語を使う。後に人間の言語も話せるようになり、インターネットなどの技術を身に付ける者もいる。ディケイドでは、門矢士が解読不明のその言葉をなぜかしゃべることができた。この作品ではオリジナルにない字幕がついていて分かり易くなっている。 グロンギはそれぞれ体に変身する動植物の刺青(タトゥ)を持つ。また、名前の末尾はそれぞれの分類を表す。「バ」は虫類、「ダ」は獣類、「ギ」は水棲生物類、「レ」は爬虫類・両生類、「グ」は有翼類、「デ」は植物類を表す。また、ダクバの「ゼバ」は特別な・神聖な虫類という別格の扱いを示す。ディケイドのオオカミ種「ン・ガミオ・ゼダ」の「ゼダ」は特別な・神聖な獣類を指す。 「ゴ」集団の中でも最強クラスのリーダー挌の3人のサメ種の未確認生命体第44号/B群10号「ゴ・ジャーザ・ギ」バッファロー種の未確認生命体第45号/B群12号「ゴ・バベル・ダ」、カブトムシ種の未確認生命体第46号/B群11号「ゴ・ガドル・バ」は、ゴ集団最強3人衆と呼ばれている。他のグロンギにはないクウガのフォームチェンジに似た力を持つ。ジャーザは、俊敏体、剛力体にバベルは、格闘体、剛力体に変身する。ガドルは、、格闘体、俊敏体、射撃体、剛力体、電撃体に変身する。また、他のリーダー挌は、「メ」集団はカマキリ種の未確認生命体第36号/B群6号メ・ガリマ・バ、「ズ」集団はサイ種の未確認生命体第22号/B群3号ズ・ザイン・ダとなる。ザインはガルメの昇格で地位が危うくなる。 「ラ」は、グロンギを束ねるバラのタトゥの女ことバラ種の未確認生命体B群1号「ラ・バルバ・デ」、未確認生命体第47号/B群9号コンドル種のラ・ドルド・グが登場。「ヌ」はサンショウウオ種の未確認生命体B群14号「ヌ・ザジオ・レ」が登場した。 他にも名前が判明している未登場のグロンギが「ズ」集団で14体、「メ」集団で9体の計23体存在する。「ズ」集団は未確認生命体第7号クジラ種「ズ・グジル・ギ」、第8号カンガルー種「ズ・ガルガ・ダ」、第9号ウミウシ種「ズ・ミウシ・ギ」、第10号ウツボカヅラ種「ズ・ガズボ・デ」、第11号タコ種「ズ・ダーゴ・ギ」、第12号ネズミ種A「ズ・ネズマ・ダ」、B「ズ・ネズモ・ダ」、第13号ヤモリ種「ズ・ジャモル・レ」、第15号アンコウ種「ズ・アゴン・ギ」、第16号アリクイ種「ズ・アグリ・ダ」、第17号ハエ種「ズ・イバエ・バ」、第18号トカゲ種「ズ・ガーゲ・レ」、第19号ムカデ種「ズ・ムカド・バ」、第20号ゴキブリ種「ズ・ゴゾキ・バ」が存在する。「メ」集団は第27号カエル種「メ・ガエラ・レ」、第28号エビ種「メ・ゾエビ・ギ」、第30号テントウムシ種「メ・デムド・バ」、第32号キツネ種「メ・ギネー・ダ」、第33号クラゲ種「メ・ゲグラ・ギ」、第34号ペリカン種「メ・ガペリ・グ」、第35号シマウマ種「メ・ジュウマ・ダ」が存在する。 未確認生命体第41号/B群8号「ゴ・バター・バ」はバギブソンと呼ばれるバイクを所持している。 グロンギは現代人を超古代に戦ったリント族の末裔と見なしている。城南大学の研究生沢渡桜子が解読するリント族の文字が随所でキーポイントとなる。 クウガの物語でも、血液の組織が人間に近いなどの設定はあったがその根源は不明のままであった。ディケイドでは、人間体のグロンギは登場しないが人間の死体がグロンギになるという演出が行われている。 また、アギトの世界がクウガの世界と近いことを示す演出としてアギトの世界にも登場する。(オリジナルの仮面ライダーアギトの物語でも未確認生命体という言葉が登場している。) グロンギ登場リスト 名前 モチーフ オリジナル登場話 ディケイド登場話 メ・ギャリド・ギ ヤドカリ EPISODE15、EPISODE16 第1話、第2話、第3話 ラ・ドルド・グ コンドル EPISODE45、EPISODE46 ン・ガミオ・ゼダ オオカミ 未登場 第2話、第3話 ゴ・バベル・ダ バッファロー EPISODE42 メ・ビラン・ギ ピラニア EPISODE7、EPISODE12、EPISODE13、EPISODE14 ゴ・ベミウ・ギ ウミヘビ EPISODE27、EPISODE28 ズ・グムン・バ クモ EPISODE1、EPISODE2 第2話(新聞の写真にシルエットが掲載)、第3話 ズ・ザイン・ダ サイ EPISODE7、EPISODE11、EPISODE12 メ・ガドラ・ダ トラ EPISODE17 第3話 メ・ガルメ・レ カメレオン EPISODE13、EPISODE21、EPISODE22 メ・ガリマ・バ カマキリ EPISODE13、EPISODE23、EPISODE24 ゴ・ブウロ・グ フクロウ EPISODE25、EPISODE26 ゴ・ジャーザ・ギ サメ EPISODE40、EPISODE41 ズ・メビオ・ダ ヒョウ EPISODE3、EPISODE4 第3話、第12話、オールライダー対大ショッカー メ・バヂス・バ ハチ EPISODE7、EPISODE8 メ・ギノガ・デ キノコ EPISODE18、EPISODE19 ゴ・ジャラジ・ダ ヤマアラシ EPISODE34、EPISODE35 第28話、完結編 ゴ・ガドル・バ カブトムシ EPISODE37、EPISODE38、EPISODE44~EPISODE46 オールライダー対大ショッカー ズ・ゴオマ・グ 究極体(未) コウモリ EPISODE38、EPISODE39 オールライダー対大ショッカー、完結編 【関連するページ】 JAE アギトの世界 アントロード フォルミカ・ペデス アンノウン アークル クウガの世界 グロンギ語 ゲゲル ゴ・ガドル・バ ゴ・ジャラジ・ダ ゴ・ジャーザ・ギ ゴ・バベル・ダ ゴ・ブウロ・グ ゴ・ベミウ・ギ ジャガーショック スプラッシュドラゴン スーパーショッカー ズ・グムン・バ ズ・ザイン・ダ ズ・メビオ・ダ ディケイドアサルト ディケイドスラッシュ ディメンションキック トライチェイサー2000 ブラストペガサス マイティキック メ・ガドラ・ダ メ・ガリマ・バ メ・ガルメ・レ メ・ギノガ・デ メ・ギャリド・ギ メ・バヂス・バ メ・ビラン・ギ ラ・ドルド・グ ン・ガミオ・ゼダ 仮面ライダーG3 仮面ライダークウガ 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム 仮面ライダークウガ(平成第1作) 八代淘子 八代藍 大ショッカー 小野寺ユウスケ 巡査 門矢士 怪人 海東大樹 用語 登場人物・出演俳優 神経断裂弾 究極の闇 第10話登場怪人 第11話登場怪人 第12話登場怪人 第13話 第13話登場怪人 第14話登場怪人 第15話登場怪人 第16話登場怪人 第17話登場怪人 第18話登場怪人 第19話登場怪人 第1話登場怪人 第20話登場怪人 第21話登場怪人 第22話登場怪人 第23話登場怪人 第24話登場怪人 第25話登場怪人 第28話登場怪人 第2話登場怪人 第3話登場怪人 第4話登場怪人 第5話登場怪人 第6話登場怪人 第7話登場怪人 第8話登場怪人 第9話登場怪人 警察官(G3-Xの前装着員) 警視庁
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/1041.html
【種別】 登場人物・出演俳優 (ゲスト出演俳優) 【名前】 エンリケ (坂本エンリケ) 【よみがな】 えんりけ (さかもと えんりけ) 【役名】 アマゾン 【登場話】 第28話、第29話 【主な出演作品】 【関連サイト】(外部リンク) 公式プロフィール GIG MANAGEMENT JAPAN 本人運営ブログ 立派な大人になるまでの道のり… 無理かな 【関連するページ】 アマゾン アマゾンの世界 ディケイドの世界 仮面ライダーアマゾン 第28話
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/566.html
【種別】 怪人 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーアギト(平成第2作) 【名前】 アンノウン 【よみがな】 あんのうん 【9つの世界】 アギトの世界 【新たな世界】 アマゾンの世界 ライダー大戦の世界 ディケイドの世界 ライダー大戦の世界(完結編) 【登場話】 第12話、第13話、第28話、第29話、第31話 オールライダー対大ショッカー 完結編 アンノウンの特徴 闇の力である少年・青年「斗真」(オーヴァーロード・テオス)の使徒であり、地球上の動植物を模した姿を持つ超越生命体。警察からは未確認生命体とは別種の存在であることの区別として正体不明(Unknown)の物体を指す言葉から「アンノウン」と付けられる。この総称は人間側がこの正体不明の生物を指す時に使われる名称である。それぞれが特殊な名前の武器や防具を持っている。 「ロード」が正式名称(ただし媒体によっては「ロード怪人」等)であり、上位種には「エルロード」と呼ばれる称号を持ち、種族毎に「~ロード」と呼称される。 闇の力が恐れる存在「アギト」の抹殺の為に動き、光の青年が放った光を浴びたアギトの力に目覚める可能性を秘めた人間(超能力者)を家族単位で殺して回る。それが赤ん坊などであっても同じ。この法則が判明した後、アギトに覚醒する人々は人類の脅威になるのではと考える者が現れ、逆にアンノウンがアギトの力を持つ者の抹殺を支援している。警察はこれを「不可能犯罪」と呼ぶ。 階級を持ち、似た容姿のアンノウンが複数存在する場合は司令官的存在である「クイーン」が登場することもある。また、男性怪人でも司令官のアンノウンが存在する。 劇中、中盤以降は上位種「エルロード」が登場し、「水のエル」「地のエル」「風のエル」のアンノウンが登場。彼らは他のアンノウンと違い、人間の言葉を話すことができる。水のエルと地のエルは強化体という姿も持つ。水のエルは、体を水球に変えたり、人間に寄生できる。 能力の発動、武器の召喚、死亡時には「天使の輪」(ロード・リング)と呼ばれる円盤状の光体が頭上に出現する。 彼らの行う殺害方法は「不可能犯罪」と呼ばれ、人間をコンクリートの壁の中に埋める、地上なのに海中同様に溺れさせるなど現実では不可能な殺害方法でアギト覚醒者を狙う。 しかし、逆にアギトの力を持たない者の殺害は極力禁じられており、掟を破った者は闇の力「斗真」から制裁を下される。 劇場版「PROJECT G4」ではクイーンアントロード フォルミカ・レギアとアントロード フォルミカ・エクエスが率いる大量のアントロード フォルミカ・ペデスが出現した。また、TV版でも登場したマンティスロード プロフェタ・クルエントゥスは公開版ではカットさえ、ディレクターズカット版に登場した。 TVスペシャル「新たなる変身」では最強クラスのビートルロード スカラベウス・フォルティスが登場した。 ハイドロゾアロード ヒトゾロア・イグニオは、津上翔一(沢木哲也)の恩師・花村ベーカリー店主・花村久志を妹の復讐としてアンノウンの仕業に見せかけて殺した警察官・司龍二を見て闇の青年「斗真」の言葉を代弁する形で「人は人を殺してはならない。」と人語を話した。 闇の力(創造主)と光の力 はるか昔の出来事、創生者(テオス)の闇と光が憎しみの戦いで、敗北した光が放ったアギトの光を浴びた人類の末裔が現代でアギトの力が覚醒を始めた。闇が作り出した人類が光の手により進化した力を持つことになった。闇にとって憎き光が自分の愛すべき人類に手を加えた事がアギトの力を持つ者と闇が送り込んだ使徒との戦いの始まりであった。 闇の青年、光の青年は同じ力を持つ存在で同種。彼らが何処から来て何者なのかは不明。闇の青年が人類を創造したが、その人類にアギトの力を与え、闇の青年への脅威になるようにしたのは光の青年。なぜ憎しみあうようになったかは不明。彼らの力は惑星の位置を自在に変化させるほど大きく、人類を誕生させる力を所持。闇が力を行使すれば人間が触れることすら不可能。攻撃は一切受け付けない・・・はずだった。闇が脅威に感じているアギトの力を持つ者・津上翔一、葦原涼、木野薫からその力を取り除いた際、津上翔一(沢木哲也)による素手での攻撃が油断していたとはいえ当たってしまう。愛すべき人類のいわば、神への冒瀆であった。自分が考えもしなかった人類の行動が予想外の方向に進化し人類すら無かったことにしようとしてしまう人類滅亡計画を実行する。それはまず、蠍座生まれの人間から始めてドッペルゲンガーを見せ、死に追いやるものだった。仮面ライダーギルスに変身する葦原涼の恋人、暴走族「スコーピオン」の女・水原リサもその犠牲となった。「地のエル」「風のエル」をその護身に召喚。 光の青年から直接アギトの力を与えられた超能力者達が「あかつき号」の乗員である。彼らは木野薫=アナザーアギト、三浦智子、篠原佐恵子、榊亜紀、関谷真澄、橘純、高島雅英船長、相良克彦、真島浩二、涼の父・葦原和雄に津上翔一(沢木哲也)を加えた11名。ほとんどが「水のエル」やアンノウンの襲撃、持病・精神を病むなどで死亡。生き残ったのは翔一、浩二のみ。アギトの力の光を浴びた翔一の余波で他の者も順に覚醒した。 物語冒頭で台風により与那国島に出現したパズル型のオーパーツが発見され、警察組織内のオーパーツ研究局に託される。オーパーツ研究局の三雲咲子らが解析した結果、未知の遺伝子構造が発見され、そこから一人の赤ん坊が誕生する。その赤ん坊こそが現世に受肉した闇の力「斗真」であり、少年・青年へと急成長を遂げる。少年時に三雲咲子がスネークロード アングィス・フェミネウスに殺害された際、スネークロードを制裁し彼女の遺体を何処かへ持ち去った。闇の力は、青年まで成長した後、あかつき号の乗客・三浦涼子を殺害しわざと警察組織に捕まり、精神病院に潜伏し、自ら蘇らせた沢木哲也(本物の津上翔一)にコンタクトをとりながら人類の動向を観察していた。が、アギトの力を持つ者達により後に自ら行動を開始する。 アギトの物語 ディケイドのアギトの世界では、闇の力「斗真」や光の力に当たる存在は、士たちがこの世界に介入してきた時点ではこの物語に登場していない。闇の力「斗真」の役割をバッファローロード タウルス・バリスタが代弁している。オリジナルのアギトの物語では、闇が創り上げた人間でアギトの力を持たない者の殺害は禁じられていたが、ディケイドの物語では、ゲゲル(殺人ゲーム)で人間を襲うグロンギを狙い抹殺している。 アンノウン登場リスト 名前 モチーフ オリジナル登場話 ディケイド登場話 バッファローロード タウルス・バリスタ バッファロー 未登場 第12話、第13話、第31話、オールライダー対大ショッカー アントロード フォルミカ・ペデス アリ PROJECT G4 クイーンアントロード フォルミカ・レギア 第13話、第31話、オールライダー対大ショッカー マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス カマキリ 第34話 第28話、第29話、第31話 スコーピオンロード レイウルス・アクティア サソリ 第13話、第14話 オールライダー対大ショッカー クラブロード クルスタータ・パレオ(未) カニ 第30話、第31話 オールライダー対大ショッカー ファルコンロード ウォルクリス・ファルコ(未) ハヤブサ 第44話~第46話 完結編 【関連するページ】 G4チップ アギトの世界 アントロード フォルミカ・ペデス エクシードヒールクロウ クイーンアントロード フォルミカ・レギア ケルベロスファイヤー スコーピオンロード レイウルス・アクティア スーパーショッカー ズ・メビオ・ダ ディエンドエッジ ディエンドブラスト ディケイドトルネード ディメンションシュート ディメンションブラスト バッファローロード タウルス・バリスタ マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス ライダーキック(仮面ライダーアギト) ライトニングスラッシュ 仮面ライダーG3 仮面ライダーG3-X 仮面ライダーアギト 仮面ライダーギルス 大ショッカー 怪人 津上翔一 第10話登場怪人 第11話登場怪人 第12話登場怪人 第13話 第13話登場怪人 第14話登場怪人 第15話登場怪人 第16話登場怪人 第17話登場怪人 第18話登場怪人 第19話登場怪人 第1話登場怪人 第20話登場怪人 第21話登場怪人 第22話登場怪人 第23話登場怪人 第24話登場怪人 第25話登場怪人 第28話登場怪人 第29話登場怪人 第2話登場怪人 第31話登場怪人 第3話登場怪人 第4話登場怪人 第5話登場怪人 第6話登場怪人 第7話登場怪人 第8話登場怪人 第9話登場怪人 芦河ショウイチ 警視庁
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/506.html
「クウガの世界」 ン・ガミオ・ゼダ 「キバの世界」 ビートルファンガイア 「龍騎の世界」 鎌田/仮面ライダーアビス アビソドン 「剣の世界」 パラドキサアンデッド 「ファイズの世界」 タイガーオルフェノク 「アギトの世界」 バッファローロード タウルス・バリスタ 「電王の世界」 アリゲーターイマジン 「カブトの世界」 フィロキセラワーム 「響鬼の世界」 牛鬼 「ディエンドの世界」 ボスローチ 「シンケンジャーの世界」 チノマナコ 「RXの世界」&「ブラックの世界」 怪魔ロボット シュバリアン 「アマゾンの世界」 十面鬼ユム・キミル 「ライダー大戦の世界」 ソーンファンガイア スーパーアポロガイスト 「MOVIE大戦の世界」 アルティメットD